オペランドと型について

javascript

前回の投稿ではオペランドの数について書きました。
今回はオペランドの型についてまとめます。

オペランドは通常、特定の型を示していて、演算子もまた特定の型を返します。

javascriptの演算子はオペランドの型を解釈して演算します。
例えば

var test = "10" + "20";
console.log(test);

という書き方は、結果「1020」を返します。(ここでは数値として加算されないことを確認)

また、次のように書くと

var test = "50" * "60";
console.log(test);

結果は「3000」を返します。
同じ文字列のオペランド(の型)同士の演算でも、演算子によって型の解釈が決定づけられます。

では先ほどの例を変更して、次のように書いてみます。

var test = 30 + 40;
console.log(test);

結果は「70」になります。
ダブルクォートで囲んでいないオペランドの為、数値として解釈され、なおかつ演算子は加算演算子として解釈されました。
一番最初の例では、ダブルクォートで囲んだ場合は文字列として解釈されるので、演算子としては文字列連結として演算されたことになります。

このようにjavascriptには、オペランドの型によって働きが変わる演算子があります。

「<」演算子などはオペランドの型によって、数値の大小比較をしたり、アルファベット順で比較したり、解釈が動的に変化します。

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