canvas – ペン(moveTo())の移動
前回の投稿では、canvasで線を描画する際にパスをbeginPath()で開始し、
moveTo(100, 100)した後にlineTo(10, 10)とlineTo(20, 80)を行いました。
今回はパスを描画した後、moveTo(100, 100)を利用して、別な位置から新たなパスを描画します。
以下サンプルを用意しました。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>テストHTML</title> </head> <body> <canvas id="canvas"></canvas> <script> // canvasのDOMを取得 const canvas = document.getElementById('canvas'); // getContextメソッドでコンテキストを取得 // ここでは2次元の平面的な図形を扱うので、引数に「2d」を指定 const ctx = canvas.getContext('2d'); // コンテキストのstyleを定義 // パスの開始 ctx.beginPath(); // 図形1の描画 ctx.moveTo(100, 100); ctx.lineTo(10 , 10 ); ctx.lineTo(20 , 80 ); // 図形2の描画 ctx.moveTo(150, 150); ctx.lineTo(30 , 120); ctx.lineTo(50 , 80 ); // パスを線で描画する ctx.stroke(); </script> </body> </html>
画面にアクセスすると、図形1と図形2がそれぞれ表示され、別な箇所からパスが定義されて線が描画されています。