概要
javascriptのオブジェクトのプロパティにアクセスする方法を試してみます。
簡単な方法として、for in を使ってオブジェクトにアクセスしてみます。
具体的には下記のように書きます。
var test = {a:10, b:20, c:30}
for (hoge in test) {
console.log("hoge -> " + hoge);
}
//出力結果は次のようになります
hoge -> a
hoge -> b
hoge -> c
上記のようにfor inを使うとオブジェクト内の「プロパティ」にアクセスすることができます。
では、オブジェクト内の「値」にアクセスするにはどうすればよいか、試してみます。
var test = {a:10, b:20, c:30}
for (hoge in test) {
console.log("hoge -> " + test[hoge]);
}
//出力結果は次のようになります
hoge -> 10
hoge -> 20
hoge -> 30
最初の例と似ていますが、for inで回した値を参照するタイミングで「オブジェクト[プロパティ]」という記述することで内容を取得することが可能になります。
上記の例は必ずしもこう書かないといけないわけではないので、参考例として書いています。
また、オブジェクトが継承されているケースもあるので、プログラムの実装時には挙動に注意が必要です。
オブジェクトの内容を確認する
オブジェクトの内容が、配列、文字列、オブジェクト等、不明な場合は下記のように書いて簡易的に調べることができます。
// 「obj_check」は調べたいオブジェクト
for(let key in obj_check){
console.log(key + " : " + obj_check[key]);
}
ただし、最近のブラウザの開発ツールはどんどん改善されているので、いちいちコードを書かなくてもオブジェクトの内容を把握できる方法があるかと思います。
簡易的なチェックという認識で使用するとよさそうです。