概要
高階関数についてまとめます。
高階関数を簡単に言うと、「引数で関数を取り扱う処理方法」ということができます。
関数を引数にとり、関数内で引数の関数に対して処理を行い、演算結果を返す関数です。
引数に1つ以上の関数を受け取り、新たな関数を返します。
簡単なサンプル
文章で書いても理解しにくいので、簡単なサンプルを書いて実行してみます。
//高階関数の定義 function test(fs, data) { fs(data + 1); } //ユーザ定義の関数 function test2(val_a) { console.log(val_a); } //テスト用の変数に数値を定義 let t_val = 10; //高階関数を呼び出す //このとき、引数の1つめはユーザ定義関数、2つめはテスト用の変数 test(test2, t_val);
実行結果は「11」になります。
上記の例では単純な関数を使っていますが、書き方次第では、
ユーザ定義関数をより複雑な処理にすることもできます。