概要
正規表現でパターンマッチする際に、フラグを指定することができます。
以下の3つのフラグがあります。
i g m
それぞれ、
iは大文字、小文字の区別をしない
gは一致する文字列をすべてにマッチ
mはマルチラインでマッチ
という意味になります。
実際にコードを書いて試してみます。
let test = /abcdef/; let pattern_str = "ABCdef"; console.log(pattern_str.match(test)); let test2 = /abcdef/i; let pattern_str2 = "ABCdef"; console.log(pattern_str2.match(test2)); let test3 = /abcdef/i; let pattern_str3 = "ABCdefabcdef"; console.log(pattern_str3.match(test3)); let test4 = /abcdef/ig; let pattern_str4 = "ABCdefabcdef"; console.log(pattern_str4.match(test4));
出力結果はそれぞれ以下のようになります。(firefoxの場合)
null Array [ "ABCdef" ] Array [ "ABCdef" ] Array [ "ABCdef", "abcdef" ]
フラグのiとgをつけた場合、大文字小文字の区別をしないケースと、
対象の文字列中に複数回マッチするケースにそれぞれマッチすることがわかります。