Screenオブジェクト
Screenオブジェクトを試してみます。
ScreenオブジェクトはWindowオブジェクトの画面に関係する情報を提供します。
下記にサンプルコードを書いてみます。
let scr1 = screen.availWidth; console.log('scr1 -> ' + scr1); let scr2 = screen.availHeight; console.log('scr2 -> ' + scr2); let scr3 = screen.colorDepth; console.log('scr3 -> ' + scr3); let scr4 = screen.pixelDepth; console.log('scr4 -> ' + scr4);
上記を実行すると、下記のような結果になります。
scr1 -> 1920 scr2 -> 1170 scr3 -> 24 scr4 -> 24
検証に使用したPCでは、有効画面幅1920px、有効画面高さ1170px、画面の色深度24、仮想画面の色深度24という値が出力されました。
この値は実行するPCやブラウザにより影響を受けるので、それぞれのマシンでの値が出力されます。
また、有効画面の幅と高さではなく、物理的なモニターの幅と高さを求めるには、次の出力命令を使います。
let scr5 = screen.width; console.log('scr5 -> ' + scr5); let scr6 = screen.height; console.log('scr6 -> ' + scr6);
出力結果は
scr5 -> 1920 scr6 -> 1200
となり、実際のモニターのサイズ(WUXGA)の値が出力されます。(出力結果は実行するPC環境によって大きく異なります)