関数は一連の処理をまとめたもの。
関数には処理の材料となる値のことを引数(パラメータ)をいい、処理の結果の値のことを戻り値(返り値)
次の例は2つの引数を加算し、結果を返す関数の定義
int addnum(int a, int b) { int x; x = a + b; return x; }
結果を返さない関数は次のように定義する
関数の先頭で「void」と定義することにより、結果を返さないことを示す
void dispnum(int a) { printf("引数は%d\n", a); return; }
引数を必要としない関数を定義する
void novalue(void) { printf("not value !!\n"); }
C言語に標準で搭載されている関数は標準ライブラリ関数という
printf()やstrcpy()のことをさし、これらは定義しなくてもすぐに使うことができる
実際に動作させてみた時、注意する点は「void dispnum」と「void novalue」については「int main」の前に記述しておかないと未定義の関数とみなされ、エラーになる。
#include <stdio.h> void dispnum(int a) { printf("引数は%d\n", a); return; } void novalue(void) { printf("not value !!\n"); } int main(void) { int ans; ans = addnum(50, 3); printf("%d\n", ans); dispnum(ans); novalue(); return 0; } int addnum(int a, int b) { int x; x = a + b; return x; }