wordpressが標準装備していて、プラグインのプログラム内から呼び出して使用できるAPIがあります。
数あるAPIの中から、代表的なAPIを実際にプログラムして、使ってみます。
まずは、Options API という値を保持する為のAPIを使ってみます。
これまで作ってきたプラグインの画面遷移時の動きを利用して、画面遷移の間で値が保持できているかを確認してみます。
まず、データ一覧画面で
update_option("test", "a");
という記述を行い、これを登録画面→確認画面で、取得して表示してみます。
次に、登録確認画面側に、以下のように記述します。
$test_value = get_option("test"); echo $test_value; //内容チェック用に強引に出力する
これで、新規登録後の確認画面で「a」という文字列が表示されることが確認できました(画面キャプチャは省略します)。
保持したデータを削除するには
delete_option("test");
という記述で値を消すことができます。
update_optionと同様のAPIにadd_optionというAPIがあります。
これは画面アクセス時に対し、update_optionはまとめてデータ取得するのに対し、add_optionはget_optionを行う度にデータベースへ問い合わせが発生します。(add_optionの第4引数を使用時)
厳密に言えば、add_optionを多用すると、パフォーマンスが下がる原因になるようです。