javascriptを使って開発する場合、動きが派手な演出ができたり、ネットワーク経由で様々なデータのやりとりが出来ますが、まずは地道に基本的な部分から進めます。
基本
javascriptはUnicode文字コードを使って書きます。
プログラム内のキーワード、変数、関数、識別子で大文字と小文字は区別されます。
また、プログラム内で注意が必要な点は以下になります。
・空白は無視される
・改行も無視される(行末が指定されていない場合)
・スペース文字、タブ、垂直タブ、改ページ、ノーブレークスペース、バイトオーダーマーク等も空白として処理される
・行末は、改行、復帰、ラインセパレータ、パラグラフセパレータとする
コメント、変数宣言、型について
具体的なコメント、変数宣言、型の基本的な書き方は次のようになります。
//コメント /* 複数行コメント */ //変数の宣言 var a; //変数への代入 a = 1; //型 //数値 a = 1; //数値 a = 0.1; a = "文字列"; a = '文字列'; //真(boolean) a = true; //偽(boolean) a = false; //NULL a = null; //undefined a = undefined;
オブジェクトについて
次に、オブジェクトについて。
「console.log」については、ブラウザがサポートしていれば動作のログとして確認可能(ここでは主に確認用に使用します)
//オブジェクト var testobject = { aaa: "test1", bbb: "test2", ccc: true }; //オブジェクトへのアクセス(方法1) console.log(testobject.aaa); console.log(testobject.bbb); console.log(testobject.ccc); //オブジェクトへのアクセス(方法2) console.log(testobject["aaa"]); console.log(testobject["bbb"]); console.log(testobject["ccc"]); //オブジェクトに新規プロパティ作成後、値を代入する testobject.ddd = "test3"; //空オブジェクトを作成 testobject.eee = {};
配列について
次に配列の書き方です。
//配列 var testarray = [1, 2, 3, 4]; //最初の一つ目を表す testarray[0]; //配列の要素数 testarray.length; //配列に新たに要素を追加する testarray[4] = 5; //既存の値を更新する testarray[4] = 6; //空の配列を作成する var testarrayempty = []; //配列内に、別のオブジェクトを格納する var testarray2 = [ {a:0, b:0}, {a:1, b:1} ]; //配列内に、別のオブジェクトを格納する var testarray3 = { data1: [[1, 2], [8, 9]], data2: [[2, 3], [6, 7]] };
基本的な変数、型、配列、オブジェクトの使い方は以上です。