javascriptの算術演算は次の演算があります
加算+ 減算- 乗算* 除算/ 剰余%
また、算術演算の他に、数学演算を行うMathというオブジェクトが標準で利用できます。
下記に一例を記載します。
console.log(Math.pow(3, 8)); //3の8乗 console.log(Math.round(0.7)); console.log(Math.ceil(0.7)); //整数に切り上げ console.log(Math.floor(0.7)); //整数に切り捨て console.log(Math.abs(-10)); //絶対値 console.log(Math.max(10, 15, 20)); //最大値 console.log(Math.min(10, 15, 20)); //最小値 console.log(Math.random()); //ランダムな数値を返す console.log(Math.PI); //円周率 console.log(Math.E); //自然対数の底 /* 実行結果はそれぞれ以下のようになる 6561 1 1 0 10 20 10 0.9465591205735182 3.141592653589793 2.718281828459045 */
javascriptでは、算術演算に以下のような特徴があります。
・オーバーフロー、アンダーフローが発生した場合にエラーにならない
・0で割った場合にもエラーにならない
・演算結果が最大値より大きくなった場合は無限大(Infinity)という値になる
・負の絶対値が最大を超えた場合、無限大負値になる(-Infinity)
・0を0で割ると、not-a-numberという「NaN」という出力になる
・無限大を無限大で割った場合もNaNになる
・InifinityとNaNはグローバル変数として定義される
・NaNの比較をすると、全ての値と等しくないという判定になる
・NaNとNaNを比較しても、等しくないという判定になる
プログラムを書いて実行した際に、コンソールログを確認してNaNやIntinityの表示が出てきた場合、上記のような算術演算の仕様を再確認することが重要になってきます。
数値を扱うプログラムが中心の場合は特に注意が必要になります。