クリッピング mask 要素について
クリッピングのmask要素を試してみます。
まずは、もっともシンプルな基画像をmask要素を指定したSVGでmaskする方法です。
全体のサンプルは以下です。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>テストHTML</title> </head> <body> <svg width="500" height="300" viewBox="0 0 500 300"> <defs> <mask id="test_mask_dom1"> <path d = "M 10,10 90,150 120,20 10,10" stroke = "#999999" stroke-width = "1" fill = "#434343" /> <path d = "M 60,60 140,200 170,70 60,60" stroke = "#999999" stroke-width = "1" fill = "#848484" /> <path d = "M 110,110 190,250 220,120 110,110" stroke = "#999999" stroke-width = "1" fill = "#cfcfcf" /> </mask> </defs> <image href="./sima.jpg" mask="url(#test_mask_dom1)"/> </svg> </body> </html>
画面にアクセスすると、基画像に対して、3つのSVG要素でmaskをしていることがわかります。
また、それぞれのSVG要素には
fill = "#434343" fill = "#848484" fill = "#cfcfcf"
というfillの色指定をしており、上から順に「うすい黒 → 中間の薄さ → うすい白」という色合いになっています。
サンプルの出力から、mask要素は、白に近づくにつれて基画像がくっきりと出力される(maskの度合が薄くなる)ことがわかります。
また、黒に近いmask要素は基画像がほとんど写っていません。
このサンプルをもとにmask要素の他の効果を調べてみようと思います。