前回までは主にプラグインの作成についてやってきましたが、ここからは若干方針を変更して、ウィジェットの作成をやってみます。
まず、ウィジェットを作りにあたり、プラグイン用のフォルダに新規ファイルを作成します。
分かりやすいようにサーバ上の以下のフォルダ「SamplePlugin1」直下に新規ファイルを作成します。
/wordpressがインストールされているフォルダ/wp-content/plugins/SamplePlugin1
上記の場所に「SampleWidget1.php」を作成し、中には次のように記載します。
<?php /* Plugin Name: SampleWidget1 Plugin URI: http:// Description: サンプルウィジェット。 Version: 1.0 Author: sample Author URI: http:// License: GPL2 License URI: https://www.gnu.org/licenses/gpl-2.0.html */ add_action( 'widgets_init', create_function('', 'return register_widget("sample_widget");') ); /** * Widget Class */ class sample_widget extends WP_Widget { function __construct() { $widget_ops = array("description" => "Sample"); $control_ops = array("width" => 400, "height" => 300); parent:: __construct( false, "Sample", $widget_ops, $control_ops ); } public function widget($args, $par) { } }
この記述だけで、管理画面のプラグイン画面には次のように表示されます。
その後「有効化」リンクを押して有効にします。
有効化した後は、管理画面の「外観」の中の「ウィジェット」というリンクが表示されるので、画面を開きます。
次に、管理画面の右側を確認すると、次のようなSampleウィジェットが表示されます。
この時、注意が必要なのは、テーマ側の作りによって、ウィジェットをサポートしていないと、管理メニュー内に「ウィジェット」というメニュー項目そのものが表示されなくなります。
ウィジェットを使う場合は、テーマ側の構造も把握しておくと良いです。