指定ディレクトリの中のファイルを一覧表示する

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javaの引数パラメータに渡したパス(指定ディレクトリ)の中にあるファイルを一覧表示するプログラムを書きます。

実行した結果は、引数で指定したディレクトリ内のディレクトリとファイルが混在された形でコンソールに表示されます。

package TestPackage;

import java.io.File;

public class DirShow {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		if (args.length != 1) {
			System.out.println("args not");
			System.exit(0);
		}

		String dirname = args[0];

		File dir = new File(dirname);

		String[] dirlist = dir.list();

		for (int i=0; i < dir.length(); i++) {
			System.out.println(dirlist[i]);
		}

	}

}

ファイルの削除を行う

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ファイルの削除を行ってみます。
ソースを下記のように記述し、実行をしてみます。

このとき、あらかじめD:\直下にa.txtというテキストファイルが存在するものとします。

package TestPackage;

import java.io.File;

public class DeleteFile {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		if (args.length != 1) {
			System.exit(0);
		}

		String filename = args[0];

		File file = new File(filename);

		if (file.delete()) {
			System.out.println("file delete ok");
		} else {
			System.out.println("file delete ng");
			System.exit(0);
		}

	}
}

実行した結果、a.txtファイルは消えたことを確認しました。

ファイルへの書き込みを行う

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javaからファイルに書き込みを行うプログラムを書いてみました。

実行する時はeclipseの実行→実行構成で引数を2つ指定する必要があるので注意です。
下記画像は引数を設定した例をキャプチャしたものです(ご参考までに)
001

package TestPackage;

import java.io.BufferedReader;
import java.io.BufferedWriter;
import java.io.FileNotFoundException;
import java.io.FileReader;
import java.io.FileWriter;
import java.io.IOException;
import java.io.PrintWriter;

public class WriteFile {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		String inputData = args[0];
		String filename = args[1];

		try{
			BufferedReader reader = new BufferedReader(new FileReader(inputData));

			PrintWriter writer = new PrintWriter(new BufferedWriter(new FileWriter(filename)));

			String line;

			// ファイルの中を開いて1行ずつに出力用変数に代入します
			while ((line = reader.readLine()) != null){
				writer.println(line);
			}

			// reader削除します
			reader.close();
			writer.close();

		} catch(FileNotFoundException e){
			System.out.println("filename -> なし");
		} catch(IOException e){
			System.out.println(e);
		}

	}
}

ファイルの中のデータをコンソールに出力する

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ファイルの読み込みを書いてみます。

package TestPackage;

import java.io.BufferedReader;
import java.io.FileNotFoundException;
import java.io.FileReader;
import java.io.IOException;

public class ShowFile {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		if (args.length != 1) {
			System.out.println("len 1 !");
			System.exit(0);
		} else {
			System.out.println("len 2 !");
		}

		String filename = args[0];

		try{
			BufferedReader reader = new BufferedReader(new FileReader(filename));
			String line;
			//ファイルの中を開いて1行ずつコンソールに出力する
			while ((line = reader.readLine()) != null){
				System.out.println(line);
			}
		} catch(FileNotFoundException e){
			System.out.println("filename -> なし");
		} catch(IOException e){
			System.out.println(e);
		}

	}

}

上記のソースを書いてプログラムを実行するのですが、ひとつ気をつけなければならないことは

String filename = args[0];

の部分で、プログラム実行時の引数に値が渡ってくる。という概念があります。

eclipseの場合は、メニューの「実行」→「実行構成」から別ウィンドウを開き、その中でJAVAの目的のソースコード名を選択して、「引数」タブ内に引数情報を入力することでプログラムの動作を確認しました。

他のスレッドの終了を待つスレッドを作る

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下記のようなソースを書きます。

package ThreadPackage;

public class JoinTest extends Thread {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		JoinTest th = new JoinTest();

		System.out.println("main start");

		th.start();

		System.out.println("main wait");

		try{
			th.join();
		} catch(InterruptedException e){
			System.out.println(e);
		}

		System.out.println("main end");
	}

	public void run(){
		System.out.println("run start");

		try {
			Thread.sleep(3000);
		}catch(InterruptedException e){
			System.out.println(e);
		}
		System.out.println("run end");
	}

}

実行すると次のようなメッセージがコンソールに表示されます

main start
main wait
run start
run end
main end

いったい何が起きているのかというと、

JoinTest th = new JoinTest();

でいったんスタートしたthというスレッドのインスタンスが実行している間に、

th.join();

というメソッドが起動したタイミングで

public void run(){

のメソッドで定義した別スレッドが起動され、その終了をthというスレッドが待っている状態になっています。

他のスレッドの終了を待ってからメインだったスレッドが再開する。という動作ができます。

注意として、joinというメソッドの使い方には3つの方法があります。

//タイムアウトなし、スレッドの終了を待つ
void join() throws InterruptedException

//タイムアウトあり、スレッドの終了を待つ(ミリ秒)
void join(long msec) throws InterruptedException

//タイムアウトあり、スレッドの終了を待つ(ミリ秒+ナノ秒)
void join(long msec, int nsec) throws InterruptedException

スレッドの動作を指定秒待たせる

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スレッド動作を指定秒ストップさせることができます。

次のようなプログラムを作成して実行してみます。

package ThreadPackage;

public class Ts {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		//スレッドの動作がsleep秒ごとにどんどん遅くなっていく
		for(int i=0; i<10; i++){
			int tm = i  * 1000;
			System.out.println("Start tm -> " + tm);
			try {
				Thread.sleep(tm);
			}catch(InterruptedException e){

			}
		}

	}

}

実行結果は以下のようになり、下に行けば行くほど表示する時間間隔が長くなっていきます。

Start tm -> 0
Start tm -> 1000
Start tm -> 2000
Start tm -> 3000
Start tm -> 4000
Start tm -> 5000
Start tm -> 6000
Start tm -> 7000
Start tm -> 8000
Start tm -> 9000

単純にとあるループ処理を10回繰り返すだけですが、ループ中に

Thread.sleep(tm);

と記載し、tm秒ごとに処理を一時停止しています。

スレッドを止める場合

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既に実行しているスレッドを止める場合には以下のよう書きます。

public void stopRunning() {
    running = false;
}

使い方については上記のメソッドを起動するタイミング(操作)を既存のスレッドを利用しているプログラムに適用するように使います。
(実際の例は別途追記)

スレッドを書いてみます(別方法編)

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ひとつ前の記事と違う方法でスレッドを書いてみます。

package ThreadPackage;

public class ThreadTest2 implements Runnable {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		ThreadTest2 tt2 = new ThreadTest2();
		Thread th = new Thread(tt2);

		th.start();
		for (int i = 0; i < 10; i++) {
			System.out.println("main : i -> " + i);
		}

	}

	public void run() {
		for (int i = 0; i < 10; i++) {
			System.out.println("run : i -> " + i);
		}
	}

}

実行した結果は次のようになります。

run : i -> 0
main : i -> 0
run : i -> 1
main : i -> 1
run : i -> 2
run : i -> 3
main : i -> 2
run : i -> 4
main : i -> 3
run : i -> 5
run : i -> 6
main : i -> 4
run : i -> 7
main : i -> 5
run : i -> 8
main : i -> 6
run : i -> 9
main : i -> 7
main : i -> 8
main : i -> 9

前回の記事と同じ、ログの出力はランダムな順になります。
呼び出し方が違うことに注意する以外は、考え方とログの出方は一緒です。

スレッドを書いてみます

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スレッド処理を書いて動かしてみます

package ThreadPackage;

public class ThreadTest1 extends Thread {

	/**
	 * @param args
	 */
	public static void main(String[] args) {

		ThreadTest1 tt = new ThreadTest1();
		tt.start();

		for(int i=0; i<10; i++){
			System.out.println("main:i->" + i);
		}
	}

	public void run() {
		for (int i=0; i<10; i++) {
			System.out.println("sub:i->" + i );
		}
	}

}

実行した結果は次のようになります。
1回目

sub:i->0
sub:i->1
sub:i->2
sub:i->3
sub:i->4
sub:i->5
main:i->0
sub:i->6
sub:i->7
sub:i->8
sub:i->9
main:i->1
main:i->2
main:i->3
main:i->4
main:i->5
main:i->6
main:i->7
main:i->8
main:i->9

2回目

main:i->0
main:i->1
sub:i->0
sub:i->1
sub:i->2
sub:i->3
main:i->2
main:i->3
sub:i->4
main:i->4
main:i->5
sub:i->5
sub:i->6
sub:i->7
sub:i->8
sub:i->9
main:i->6
main:i->7
main:i->8
main:i->9

3回目

main:i->0
main:i->1
sub:i->0
sub:i->1
sub:i->2
main:i->2
main:i->3
sub:i->3
sub:i->4
sub:i->5
sub:i->6
sub:i->7
sub:i->8
sub:i->9
main:i->4
main:i->5
main:i->6
main:i->7
main:i->8
main:i->9

3回実行した結果を載せたのは、スレッドのスタートタイミングが実行時でそれぞれランダムなので掲載した。

1つのスレッドのみのプログラムの場合は、毎回同じタイミングで同じログが出力されるだけだが、スレッドを利用したプログラムでは、1つ目のプログラムが走る裏でもうひとつのプログラムが走るので、処理が同時に平行してタイミングがまちまちにログが出力されていることがわかります。

スーパーインターフェイスについて

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インターフェイスを拡張することをができます

interface FastRunnable extends Runnable {
	void fastrun();
}

FastRunnableはRunnableのサブインターフェイス
Runnable はFastRunnable のスーパーインターフェイス
といいいます。

サブインターフェイスはスーパーインターフェイスのメソッドを継承します。

インターフェイスを書いてみます

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実際にインターフェイスを書いてみます

//Lockableインターフェイスの宣言
interface Lockable {
	//↓これは抽象メソッド
	//abstractキーワードがない場合、自動的に抽象メソッドになります
	boolean lock();
	boolean unlock();
}

インターフェイスの宣言は↑のように行います。

上記のインターフェイスを実装するには、implementsキーワードを使って以下のように書きます。

/*
インターフェイスが持つフィールドは必ず定数
インターフェイスが持つメソッドは必ず抽象メソッド
インターフェイスはインスタンスを作ることはできない
*/

//インターフェイスの実装
class Kinko implements Lockable {

	public boolean lock() {
		return true;
	}

	public boolean unlock() {
		return false;

	}

}

インターフェイスはインスタンスを作ることはできません。

//これはできない
Lockable obj = new Lockable();

インターフェイス型の変数を使うことはできます。

Lockable obj = new Kinko();

obj.lock();
という形で呼び出すことができます。

インターフェイスについて

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インターフェイスは、公開すべき必要な操作をまとめたクラスの仕様(取り決め)です。
実際に行う処理の内容は、インターフェイスには記述しないです。
インターフェイスは抽象クラスと同様にインスタンス化はできません。
宣言方法は次のようにします。

interface xxxxx {}

インターフェイスは次の特徴があります。
・インターフェイスで宣言できるメソッドは抽象メソッドのみ
・インターフェイスではpublic staticな定数を宣言できる。定数なので初期化しておく。
・インスタンス化はできず、利用する場合は実装クラスを作成し、実装クラス側では抽象メソッドをオーバーライドして使用する
・実装クラスを定義するにはimplementsキーワードを使用する
・インターフェイスを元にサブインターフェイスを作成する場合はextendsキーワードを使用する

catch文を連続して書く方法

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下記のように、catch文を連続して書く方法もあります。

try {

} catch (例外クラス名1 変数名) {

} catch (例外クラス名2 変数名) {

} catch (例外クラス名3 変数名) {

}

ただし、注意しないといけないのは、クラスに継承関係がある場合は、必ずサブクラス側から順に書かないとコンパイルエラーになることです。

ダメな例

try {

} catch (例外クラス名1(親クラス) 変数名) {

} catch (例外クラス名2(子クラス) 変数名) {

} catch (例外クラス名3(子クラス) 変数名) {

}

良い例

try {

} catch (例外クラス名1(子クラス) 変数名) {

} catch (例外クラス名2(子クラス) 変数名) {

} catch (例外クラス名3(親クラス) 変数名) {

}

finallyの使用

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プログラム内のエラーを受け、例外処理を行った後、最後に必ず実行したい処理を書く領域(ブロック)

構文は以下のように書きます

try {

} catch (例外クラス名 変数名) {

} finally {
    //ここに必ず実行したい処理を書きます
}

■注意点
finallyの中にreturn文を書くことはできないです。

スタックトレースの使用

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例外処理を行っている「e」の変数に対し、printStackTraceを使うと、コールスタックが表示されます。
e.printStackTrace()と書くと、どのメソッドから例外が投げられたのかを表示することができます。

package TestPackage;

public class ExecptionTest1 {

	public static void main(String[] args) {

		int[] TestArray = new int[3];

		System.out.println("Void Main start !");

		try {
			System.out.println("Try start !");
			TestFunc(TestArray, 100, 0);
			System.out.println("Try end !");
			//TestArray[50] = 0;
		} catch (Exception e) {
			//スタックトレースを使うと、コールスタックが表示され、
			//どのメソッドの中から例外が投げられているのかがわかります
			e.printStackTrace();
			System.out.println("例外 -> " + e);
		}

		System.out.println("Void Main end !");
	}

	static void TestFunc(int[] arr, int index, int value) {
		System.out.println("TestFunc start !");
		arr[index] = value;
		System.out.println("TestFunc end !");
	}

}

出力結果は以下のようになります

Void Main start !
Try start !
java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException: 100
	at TestPackage.ExecptionTest1.TestFunc(ExecptionTest1.java:28)
	at TestPackage.ExecptionTest1.main(ExecptionTest1.java:13)
TestFunc start !
例外 -> java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException: 100
Void Main end !

こうすることで、(ExecptionTest1.java:28)と(ExecptionTest1.java:13)という情報がわかるので、そのソースファイルのエラー原因(上記の場合は配列のインデックスを超えて代入しようとした際のエラー)を注意深く追うことができます。

例外の種類について

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JAVAの例外クラスは、Throwableというクラスがあります。

throw文で投げることができ、catch節で受け止めることができるクラスはすべてThrowableクラスが元になっています。

Throwableは、大きく分けてErrorとExceptionの2つに分類でできます。

  • Error

もはや動作を継続するのは期待できないときに投げられるエラー

  • Exception

正しく例外処理を行って、動作が継続することを期待するときのエラー
————————————————————————
さらに「Exception」は2種類に分けられます

  • Exception → RuntimeException

実行中に起こり、コンパイラによって前もってチェックされない例外(unchecked例外とも言う)

  • Exception → RuntimeException以外のエラー

コンパイラによって前もってチェックされる例外(checked例外とも言う)

————————————————————————
checked例外とunchecked例外の2種類に分かれます。

それぞれ取り扱う例外の種類が違うので、以下にまとめます。

  • unchecked例外

実行中のプログラムが原因で発生する例外(任意記述)
メモリ不足やプログラムの例外処理では復旧できない例外

  • checked例外

必ず任意の例外処理を記述しなければならないです。(必須記述)
記述しない場合はコンパイルエラーになります。
DBが原因だったり、java実行環境以外の環境が原因の例外

checked例外の場合、次の2種類の方法で必ず例外処理を書かなければなりません

  • ①メソッド内のcatch節でその例外をキャッチします
void Test() {
	try {
		throw new IOException();
	} catch (IOException e) {
		
	}
}
  • ②メソッド内のthrows節でその例外を投げることを宣言します
void Test() throws IOException {
	throw new IOException();
}

コールスタックについて

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例外時のエラー処理を行った場合、通常のメソッドのreturn時の挙動とは異なります。

通常のreturn時には、メソッドのひとつ前に戻る。動作を行いますが、例外時のエラーはcatchに飛びます。catchに飛ぶ場所は、コーディングの仕方によってケースバイケースなので、ひとつ前のcatchに飛ぶこともあり、メソッドが何重にも深いところから呼ばれている場合には、おおもとのcatchまで飛んでいくケースもあるので注意が必要です。

この何重にもcatchが書かれている場合のことをコールスタックと呼びます。

例外について

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javaの例外は、プログラムの誤りを通知し、適切なエラー処理を行う為の機能になります。

例外をうまく使うことで、エラーが起こった時にうまく処理する仕組みにすることができます。

例外の例

ArrayIndexOutOfBoundsException 配列の長さを超えている
FileNotFoundException ファイルが見つからなかった
IllegalArgumentException 引数が異常な値だった
OutOfMemoryError メモリが足りなくなった

等のエラーを拾うことができ、エラー内容に応じた処理にするとキレイなコードになります。

実際にテストコードを書いて、例外をおこしてみます。
下記のコードを書いてコンパイルすると、コンパイルエラーがおきます。

public class TestException {

    public static void main(String[] args) {
        
        int[] TestArray = new int[3];
        
        TestArray[50] = 0;
        
    }

}

上のコードのエラーを、例外をキャッチしてエラー処理を行うようにしてみます。

public class TestException {

    public static void main(String[] args) {
        
        int[] TestArray = new int[3];
        
        try {
            TestArray[50] = 0;
        } catch(Exception e) {
            System.out.println("例外 -> " + e);
        }
        
    }

}

これを実行すると、次のような結果が出力されます。

例外 -> java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException: 50

さらに、public static void mainの中でメソッドを呼び、そのメソッドの中で例外を発生させる。

package TestPackage;

public class ExecptionTest1 {

	public static void main(String[] args) {

		int[] TestArray = new int[3];

		System.out.println("Void Main start !");

		try {
			System.out.println("Try start !");
			TestFunc(TestArray, 100, 0);
			System.out.println("Try end !");
			//TestArray[50] = 0;
		} catch (Exception e) {
			System.out.println("例外 -> " + e);
		}

		System.out.println("Void Main end !");
	}

	static void TestFunc(int[] arr, int index, int value) {
		System.out.println("TestFunc start !");
		arr[index] = value;
		System.out.println("TestFunc end !");
	}

}

上記のコードを実行すると、次のような出力になる。

Void Main start !
Try start !
TestFunc start !
例外 -> java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException: 100
Void Main end !

Tryの中でTestFuncメソッドが呼ばれ、そのメソッド内で例外が発生したら、
もともとのTryにあるcatchが働き、例外処理がされる。

抽象クラスとは

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抽象クラスについて勉強します。

クラスの前にまずは、抽象メソッドについてです。
抽象メソッドとは、メソッドの名前と引数の型だけが定まっているものを言います。
別名でabstractメソッドとも言います。

abstract class TestClass{
    public abstract void TEST();
}

TESTというメソッドを宣言していても、中身はありません。(抽象メソッド)

このように、中身がないメソッドを含むクラスのことを抽象クラスといいます。

抽象クラスに書いた抽象メソッドは、中身がないので、具体的な挙動はサブクラスのほうで書く必要がある。
サブクラスで動作を書くことを前提として抽象クラスを設計するケースが多く、プログラムをする時にはその意図を汲み取ってコーディングをする。

finalクラスの拡張について

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修飾子のfinalをクラスにつけて宣言すると、そのクラスは拡張が禁止されます。

拡張が禁止されたクラスのことをfinalクラスと言います。

finalクラスの例

final class FClass {

}

例えば、FClassを継承したクラスを作ろうとすると

class FSUBClass extends FClass {

}

とするとコンパイルエラーになります。

クラスライブラリとパッケージ

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クラスを数多くあつめたものをクラスライブラリと呼びます。

また、関連のあるクラスを1つのグループにまとめたものをパッケージと呼びます。
利用する場合には「import」宣言をして呼び出します。
パッケージを作る場合は「package」宣言を行って作ります。

この辺りは実際に作ってみないとまだまだ実感がわかない概念です。
今後の為に言葉だけは覚えておこうと思います。

アクセスメソッドについて

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クラス内のフィールドの修飾子についてのメモ。

一般的にはクラスを設計する際には、クラス内のフィールドについては、privateに設定しておくのが良いとされています。

フィールド自体はprivateで、その値を参照したり、代入したりするのは、その専用のメソッドを書くのが設計上よいです。

そこで、フィールドの内容を取得するメソッドのことをアクセスメソッドまたはアクセサと呼びます。

フィールドの値をprivateにしておくことによって、他のクラスからの直接的な参照を防ぐ考えを、情報隠蔽という。
クラスの設計をする際には、この考え方をベースにしたほうがよさそうです。

スーパークラスの継承とアクセス制御

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少し時間が空いてしまいました。

久しぶりのブログになりますが、今日はスーパークラスとサブクラスの関係について、もうすこし詳しく勉強します。

クラスの、スーパークラスのフィールドとメソッドを継承するという動作について、ひとつ掘り進んで考えてみます。

一口に継承といっても、スーパークラス側でprivateの修飾子で宣言されたメソッドについては継承することができません。

finalメソッドについて

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スーパークラスをもとにしたサブクラスでは、スーパークラス側にfinalをつけられたメソッドを呼び出すことはできますが、オーバーライドすることはできません。

finalをつけるメソッドは、スーパークラスにて、システムの根幹に関わるメソッドに対してつけます。
書き換えてしまってシステムが誤動作させたくないメソッドについて使用します。

多様性について

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多様性について勉強します。
正直、なにがなんだかよくわかりませんが、オブジェクト指向ではよく登場するようです。

言葉の意味では、以下のような要約になります。

オブジェクト指向での多様性とは、サブクラスのインスタンスを、スーパークラスのインスタンスのように使うことといいます。

例えばこれまで書いてきた以下のようなテストコードがあるとすると、サブクラスのインスタンスを作った後に、そのインスタンスをもとに、スーパークラスの型の変数に代入することができます。

TestClassChild tcc = new TestClassChild();
TestClassParent tcp = tcc;

上記のtcpから、スーパークラスのフィールドやメソッドが呼び出すことができます。(tccも通常どおり使うことができる)
このような使い方を多様性(ポリモルフィズム)と呼ぶようです。

このあたりは実践で使ってみないとピンとこないかもしれません。

public class SuperClassTest3{

    public static void main(String[] args) {
        
        //オブジェクトのインスンタンスを生成する
        TestClassChild tcc = new TestClassChild();
       	
       	System.out.println(tcc.TestA);
       	System.out.println(tcc.TestB);
       	
       	
       	//tcc.PrintTextC();
       	//tcc.PrintTextP();

    }
}

class TestClassChild extends TestClassParent
{
    TestClassChild() {
    	//引数なしコンストラクタ用
    	
    	//スーパークラスの引数なしコンストラクタを呼ぶ
    	super();
    	
    }

    TestClassChild(int TestAA, int TestBB) {
    	
    	//スーパークラスの引数つきコンストラクタを呼ぶ
    	super(TestAA, TestBB);

    }

    void PrintTextC() {
    	System.out.print("PrintTextC !! \n");
    }
    
    void PrintTextP() {
    	System.out.print("PrintTextP オーバーライドテスト !! \n");
    }

}

class TestClassParent
{
	int TestA = 10;
	int TestB = 20;
	
    TestClassParent(int a, int b) {
        //やっていることは「setTest」メソッドを同じ
        TestA = a;
        TestB = b;
        
        System.out.print("引数つきコンストラクタ !! \n");
        
    }
	
    TestClassParent() {
    	//引数なしコンストラクタ用

        System.out.print("コンストラクタ !! \n");
    	
    }
    
    void PrintTextP() {
    	System.out.print("PrintTextP !! \n");
    }
    
    void PrintParentTest() {
    	System.out.print("PrintParentTest !! \n");
    }
    
    

}













@Overrideという記述について

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JKD1.5以降では、オーバーライドされているメソッドかどうかという区別をする為に

@Override

という記述をメソッドの上に書く様式が出てきました。
コンパイル時にこのメソッドは親クラスのメソッドをオーバーライドしているものかどうか、をチェックする動作になり、オーバーライド漏れを防ぐ場面で有効な手段となります。

(2015.05.09追記)
この書き方はアノテーションといい、Override以外にも使用方法は多岐にわたる

シグニチャについて

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親クラス内のメソッドをオーバーライドする条件として、以下の点を考えます。

・メソッド名が同じか
・引数列の型が同じか

上記の条件がそろった時にはじめて、子クラス内のメソッドでオーバーライドが成立します。
この条件(メソッド名、引数列の型)のことをメソッドのシグニチャとよび、signatureと書きます。

HAS-A関係

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HAS-A関係について勉強します。

オブジェクト指向では、おもに包含と呼ぶこともあるようです。
正直よくわかりませんので、調べてみました。

HAS-A関係を簡単に表すと

犬は頭、胴体、を含んでいる。

胴体は首、シッポ、ヘソ、足を含んでいる

足は、指、肉球(?)を含んでいる

という関係になり、犬というものを分割して捕らえていく考え方になります。

オブジェクト指向に、このHAS-A関係、の考え方がどのように関係してくるのか、じっくりと勉強したいと思います。

道は長い